副院長の小山隼平です。
昨日お茶の水で開催された『デンティスト スケーリングルートプレーニングセミナー』を受講してきました。
講師は私の母校の大先輩であり、学生時代に実習等でお世話になった若林健史先生です。
歯周病といったらこの先生!というくらい有名な先生で、数々のTVや雑誌にも取り上げられており、まさにスーパードクターです。
そんな方のセミナーなので行く前から楽しみで仕方ありませんでした♪
さてセミナーの題目にある通り、スケーリングルートプレーニング略してSRPについて勉強してきました。
SRPとは歯周ポケット内部で歯の根元にこびりついた歯石や汚染物質を除去し、歯肉に害のない状態に戻す処置のことで、歯周病の基本治療の中でとても重要な処置になります。衛生士さんがカリカリしているやつが実はそれです。
一般的には衛生士さんが主になって行っていく治療なのですが、
『医院の歯周病治療の質を向上するには、まず歯科医師の自分がきちんと理解するべし!』
という心構えで行って参りました。
午前中は講義+シャープニング(キュレットというカリカリする器具の刃を研ぐ)実習
午後はガッツリSRPの実習
という流れでございました。
もちろんとても勉強になりました!!
でも・・・
疲れた!!笑
一日模型でやったくらいで何言ってんの!と、衛生士さん方に言われちゃいそうですが、歯石とりでも特に精密さが要求される歯周ポケット内は本当に集中力がいります。毎日それを何人もの患者さまに行っている衛生士さんには頭が下がりますね。
今回は日常臨床で歯石が取りにくい部位へのアプローチ方法、SRPの勘所など若林先生よりレクチャーして頂きましたので、医院全体にフィードバックし今後の歯周治療の質の向上に生かしていきたいと思います!
また今回、インストラクターをして頂いた先生の中で、なんと私の大学の後輩がいらっしゃいました。
彼が研修医として研修先を探しに私の勤務先に見学に来た際、食事に行った以来だったのですが、彼も私を覚えていて下さり、声をかけて頂きました。
彼は現在、若林先生のもとで青山のクリニックで院長を任されているとのこと。
本当に素晴らしい!
私も負けずに頑張らなくては!と奮起させて頂きました。
色々と良い刺激を受けることができ、とても有意義なセミナーでございました。